Excel VLOOKUP関数について -2

Excel VLOOKUP関数について -1で、エラーが出てしまったので、エラー処理が必要です。
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VLOOKUP関数 その2

セルB5が空白なら(B5にデータが無ければ)、空白とする(何もしない)、そうでなければ(データが有れば)VLOOKUP関数を実行する
とします。IF関数を使用します。式は、
=IF(B5="","",VLOOKUP(----))
ですね。きちんとVLOOKUP関数を入れて、
=IF(B5="","",VLOOKUP(B5,[コード一覧.xlsx]Sheet1!$B$4:$E$11,2,0))
となります。下図のように、セルB5にデータが無い場合は、何も表示されなくなりました。 エラー処理後

別なやり方で、ISERROR関数を使用することでもできます。(面倒くさい)
ISERROR(テストの対象) セルの内容がエラー値の場合にTRUEを返します。
テストの対象とは、今回はVLOOKUPとなります。
式は、IF関数を使用して、もし、ISERRORがTRUEなら(エラーなら)空白、TRUE以外なら(エラーでなければ)VLOOKUPとなります。
=IF(ISERROR(VLOOKUP(----)),"",VLOOKUP(----))
VLOOKUPに元の式を入れて
=IF(ISERROR(VLOOKUP(B5,[コード一覧.xlsx]Sheet1!$B$4:$E$11,2,0)),"",VLOOKUP(B5,[コード一覧.xlsx]Sheet1!$B$4:$E$11,2,0))
となります。
下の様に、最初のIF関数のみの場合は、コード一覧にないコードを入力するとエラーとなりましたが、ISERRORを使用した場合は、何も表示されなくなりました。
IF関数のみでのエラー
ISERRORエラー処理後

ブック「見積書」を完成させます。セルC5と同様にセルD5には以下の関数を入れます。
=IF(B5="","",VLOOKUP(B5,[コード一覧.xlsx]Sheet1!$B$4:$E$11,3,0))
セルF5には以下の関数を入れます。
=IF(B5="","",D5*E5)
C6~C11まで、D6~D11まで、F6~F11まで、それぞれオートフィルして、この表は完成です。
オートフィル後
Excel VLOOKUP関数について -3に続きます。


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