Excel パレート図の作成

品質保証でよく使われるバーレート図の作成方法です。
下図のような、不具合内容別の不良数とその累積比率の表があったとします。列Bに不良数が空白、累積比率が0のデータを追加しています。その表を元に、複合グラフを作成します。作成方法はExcel ABC分析グラフを参照してください。
複合グラフ作成後の図
棒グラフをグラフの左端に移動するため、棒グラフのデータ範囲を変更します。
グラフ内の棒グラフをクリックして選択し、表に表示された範囲の枠線(青)の左下角をクリックして、ドラッグし、セル範囲がC3から始まるようにします。
同様に不良内容の枠(紫)もドラッグしてセルC2から始まるようにします。
グラフ範囲ドラッグの図
棒グラフの位置が変わりました。
棒グラフ移動の図
折れ線の位置を変更します。
「レイアウト」タブ、「軸」のボタンから、「第2横軸」「左から右方向で軸を表示」を選択。
第2横軸表示の図
同様に「第2横軸」「その他の第2軸オプション」を選択。
その他の第2軸オプションの図
「軸の書式設定」ダイアログボックスで、「目盛の種類」「軸ラベル」を「なし」、「横位置」を「目盛」に変更。
軸の書式設定ダイアログボックスの図
折れ線の位置が変更できました。もう少し。
軸変更後のグラフの図
「軸」のボタンから、「主縦軸」「その他の主縦軸オプション」を選択。
その他の主縦軸オプションの図
「軸のオプション」ダイアログボックスから、「最小値」を「0」、「最大値」をデータの合計値(今回は395)に設定。必要なら「目盛間隔」を適正な値に変更。「目盛の種類」を「内向き」に変更。
軸のオプションダイアログボックスの図
同様に、第2縦軸についても、「第2縦軸」「その他の第2縦軸オプション」から、「最大値」を「1」、「目盛の種類」を「内向き」に変更。
「目盛線」から、「主横軸目盛線」「なし」に設定
主横軸目盛線設定の図
ここまでのグラフ。
ここまでのグラフの図
棒グラフを右クリックし、「データ系列の書式設定」を選択
データ系列の書式設定の図
「データ系列の書式設定」ダイアログボックスで、「要素の間隔」を「0」に設定。 データ系列の書式設定の図
同じダイアログボックスで、「枠線の色」を黒に設定。
第2縦軸について、「第2縦軸」「その他の第2縦軸オプション」から、「表示形式」を「パーセント」に変更。
完成しました。
パレート図



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