変数の適応範囲

プロシージャ内で宣言された変数は、そのプロシージャ内のみで有効です。ですが、他のプロシージャでも同じ変数を使用したいときもあり、指定すれば可能となります。この適応範囲(スコープ)には 以下の3種類があります。

適応範囲キーワード宣言場所
ローカルDim,Staticプロシージャ内で宣言
モジュールDimまたはPrivateモジュールの先頭
パブリックPublic型モジュールの先頭


ローカル変数

宣言されたプロシージャ内が適応範囲。他のプロシージャからは参照できません。逆に、別のプロシージャで同じ変数名を使用しても問題ありません。別の変数として扱われます。
ローカル変数の図


モジュールレベル変数

モジュール内のすべてのプロシージャが適応範囲。同じモジュール内のすべてのプロシージャから参照できます。
下図の場合だと、sample1とSample2で使用できます。 モジュールレベル変数の図


パブリック変数

モジュール内のすべてのプロシージャが適応範囲。すべてモジュール内のすべてのプロシージャから参照できます。
パブリック変数の図


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