主にWindows関係のチップスのページです。画面のショットはWindows7ですが、なるべくVista以前でも操作が可能なように作成してあります。
二進数とコンピュータの容量のとかについてです。
まずは二進数のおさらい。下図に二進数各桁の1に対応する十進数での数(重み)を表します。
二進数 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
十進数 | 512 | 256 | 128 | 64 | 32 | 16 | 8 | 4 | 2 | 1 |
例として、二進数と十進数の対応は以下の様になります。
二進数 | 十進数 | 十進数(二進数を展開した時) |
---|---|---|
1 | 1 | 1x20 (=1) |
10 | 2 | 1x21+0x20 (=2+0) |
11 | 3 | 1x21+1x20 (=2+1) |
100 | 4 | 1x22+0x21+0x20 (=4+0+0) |
101 | 5 | 1x22+0x21+1x20 (=4+0+1) |
1111 | 15 | 1x23+1x22+1x21+1x20 (=8+4+2+1) |
11111111 | 255 | 1x27+1x26+,,,,+1x20 (=128+64+32+16+8+4+2+1) |
コンピュータは通常は二進法を採用し、0 と 1 で情報を表現しています。この0,1という情報単位をビット(bit)といいます。
また、1ビットが8つ並んだ8ビットを一つの単位として1バイト(bite)といっています。(昔は4ビットをワード(word)といっていたが、最近は余り使わないかな?)
1文字を表すのにどれだけの情報量を使用するかというと、英数字は1バイト、日本語は2バイト使用します。(文字により必ずしもそうとはならないようですが) ということは、原稿用紙1枚分の文字データの容量は 400文字x2B=800B となります。
また、コンピューターの容量を表すのには、ふつうbiteを使用し、Bで表すことが多いです。
例えば、メモリーの容量が4GBとか、HDDの容量が2TBとかですね。ここで、GとかTとかの単位は以下の様になります。
記号 (単位) | 二進数? | 十進数? |
---|---|---|
KB (キロバイト) | 210 (=1024) | 103 (=1000) |
MB (メガバイト) | 220 (=1024KB) | 106 (=1000,000) |
GB (ギガバイト) | 230 (=1024MB) | 109 (=1000,000,000) |
TB (テラバイト) | 240 (=1024GB) | 1012 (=1000,000,000,000) |
PB (ペタバイト) | 250 (=1024TB) | 1015 (=1000,000,000,000,000) |
*上の表で、二進数?、十進数? としているのは、本来コンピュータは二進数なので、例えば1KBは210で1024Bのはずですが、十進数の1000Bで表記するときもあるからです。