Powerpoint EXCEL表の貼り付け

Powerpointは、挿入タブ→表 から、表を作成することが出来ますが、EXCELの表を貼り付けることが殆どだと思います。
表の貼り付けの形式はいくつかあります。


貼り付け先のテーマを使う

PowerPoint プレゼンテーションに適用されているドキュメント テーマを使用します。表の中にカーソルが入れられ、データの変更が出来ます。デザインも変更できます。この方式がおすすめ。
EXCELのデータを範囲選択し、「コピー」ボタンクリック、又は「Ctrl + C」でコピー
Excelデータ選択の図
PowerPointのスライドペインを選択して、「貼り付け」ボタンクリック、または「Ctrl + V」で貼り付け。
Excelデータはりつけの図
張り付けた時に表示される、「貼り付けのオプション」ボタンの矢印から種類を選択できます。(2007ではこのオプションは表示されません)
*注意
貼り付けるときに、コンテンツホルダー(下図の「クリックしてテキストを入力」の部分)内をクリックして貼り付けはだめです。
コンテンツホルダーの図
下図のように、コンテンツホルダー内にテキストとして値が貼り付けられてしまいます。
Excelデータはりつけの図


元の書式を保持

元のExcelの書式で貼り付けます。中にカーソルが入れられ、データの変更が出来ます。
張り付けた後は表のデザインを変更できないので、あらかじめEXCEL側でセルの色やフォントなど体裁を整えておく必要が有ります。
Powerpointに上記の場合と同様に張り付けた後、「貼り付けのオプション」ボタンの矢印から、「元の書式を保持」を選択します。(2007ではこのオプションは表示されません)
Excelデータはりつけの図


EXcelとして埋め込む

ワークシート オブジェクトとして埋め込まれます。
Powerpointに前記の場合と同様に張り付けた後、「貼り付けのオプション」ボタンの矢印から、「埋め込み」を選択します。
2007の場合は、「形式を選択して貼り付け」から「Microsoft Excel ワークシートオブジェクト」を選択します(後述「リンク貼り付け」参照)
Excelデータはりつけの図
表をダブルクリックするとEXCELが起動して編集できます。
Excel起動の図
*プレゼンテーション内の全てのワークシートにアクセスできてしまいます。例として、上図ではSheet2が開かれています。自分が自分のPC内で使用するとき以外は、この形式は使用しない方が良いです。


図として埋め込む

図となってしまうので、データの編集はできません。
Powerpointに前記の場合と同様に張り付けた後、「貼り付けのオプション」ボタンの矢印から、「図」を選択します。
2007の場合は、「形式を選択して貼り付け」から選択して、図(Windowsメタファイル)を選択します(後述「リンク貼り付け」参照)
張り付けた後は表のデザインを変更できないので、あらかじめEXCEL側でセルの色やフォントなど体裁を整えておく必要が有ります。
Excelデータはりつけの図


リンク貼り付け(「形式を選択して貼り付け」)

PowerPointの「貼り付け」の矢印をクリックし、「形式を選択して貼り付け」をクリック。
形式を選択して貼り付けの図
「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスが表示されるので「リンク貼り付け」のラジオボタンを選択。
「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスの図
「OK」を押します。
「形式を選択して貼り付け」ダイアログボックスのリンク貼り付けの図
PowerPointの表をダブルクリックすれば、Excelの表が表示されます。Excelのデータを変更すれば、PoerPoint側の表に変更が反映されます。
*2007の場合、ブックはリンクを張る前に保存しておきます。
*PowerPointのファイルを開くとき、以下のようなダイアログボックスが表示されます。
 リンクの更新ダイアログボックスの図
*リンクなので、自分が自分のPC内で使用するとき以外は、この形式は使用しない方が良いです。
リンク元のExcelブックの場所を変えたり、 ブック名を変えたりするとリンクが外れ、Powerpointでファイルを開こうとしたとき、以下のようなダイアログボックスが表示されます。
 リンクの更新ダイアログボックスの図
 リンクの更新ダイアログボックスの図


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