Excel ROUND関数

ROUND関数は端数処理(まるめ)の「四捨五入」をするものです。書式は
 ROUND(数値, 桁数)
 数値 四捨五入の対象となる数値を指定します。
 桁数 数値を四捨五入した結果の桁数を指定します。
となります。
「四捨五入」は、端数が5未満なら切り捨て、5以上なら切り上げをするものです。
例えば、小数点第2位を四捨五入して第1位にする場合、小数点第2位の値が、5以上なら第1位の数に1を足して第2位以下は切り捨てます。5より小さい場合は、第2位以下を切り捨てるだけです。
Excelの場合、桁の指定が分かりづらいかもしれません。上記の場合だと、桁数の引数は「1」となります。ROUNDその他の関数の数値と引数の関係を下図に示します。
桁数の引数が「0」で整数になり、あとは1増えるごとに少数桁が増えると考えれば覚えやすいかもしれません。
ROUND等の関数と引数の関係
ROUNDDOWNは「切り捨て」、ROUNDUPは「切り上げ」です。
INTは切り捨てて「整数」にします。ROUNDDOWNと似ていますが、負の数の時は結果が違います。 INTは、ヘルプに「指定した数値を超えない最大の整数を返します。」と有るように、-123.5を整数にする場合、切り捨てだと-123と元の数字より大きくなってしまうので、より小さい-124となります。

四捨五入にも色々あるようで。参考はWikipediaの四捨五入のページをどうぞ。


Office関連チップス一覧へ戻る

ツイート
このエントリーをはてなブックマークに追加
inserted by FC2 system