Excel OFFSET関数

ここでの図は2007を使用していますが、2010も同じです。
OFFSET関数の書式は以下となります。
OFFSET(基準,行数,列数,高さ,幅)
基準:基準となるセル範囲の参照を指定
行数:基準の左上隅のセルを上方向または下方向へシフトする距離を行数単位で指定。
   正の数で下方向へシフト、負の数で上方向へシフト。
列数:基準の左上隅のセルを左方向または右方向へシフトする距離を列数単位で指定。
   正の数で下方向へシフト、負の数で上方向へシフト。
高さ:オフセット参照の行数を指定
幅 :オフセット参照の列数を指定
高さまたは幅を省略すると、基準のセル範囲と同じ行数または列数であると見なされます。
以上、EXCELのヘルプより。

下図のような表において、セル範囲B2:C3の合計を求めるSUM関数があったとき、OFFSET関数を利用してセル範囲C3:D4の合計を求めるようにするには、
基準:B2:C3
行数:1 右に1列、下に1行移動するので、行は1
列数:1 右に1列、下に1行移動するので、列は1
高さ:2 参照の行数は2行なので2、または省略
幅 :2 参照の列数は2行なので2、または省略
よって、=SUM(OFFSET(B2:C3,1,1,2,2))
offset関数の図


MS Office関連チップス一覧へ戻る

ツイート
このエントリーをはてなブックマークに追加
inserted by FC2 system