Excel HLOOKUP関数の使用例

VLOOKUPは検索値を縦に配置しましたが、HLOOKUPは横に配置します。動きとしては、検索値を配列(範囲)から探し、探し当てた列から指定した行だけ下にあるセルの値を返す、というものです。
横方向に検索するのでH(Horizontal)なんでしょう。lookupは探すですね。
書式は
 HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, [検索の型]) です。
下図のように、部署コードと部署名の対応表と、社員名簿があり、社員名簿の部署コードにデータを入力すると、部署名が表示されるようにします。
HLOOKUP説明の図
まず、部署コードにデータが無いときは、エラーとなるのでエラー処理をします。
セルE7に入れる式は、セルD7にデータが無いとき(空白)は空白とするので、
 =IF(D7="","",HLOOKUP(----))
ですね。(空白はダブルクォーテーション「"」を2個続けて打ちます。)
HLOOKUP部は、書式より(オートフィルするので範囲は絶対参照とします)
 HLOOKUP(D7,$C$3:$F$4,2,FALSE)
なので、完成形は、
 =IF(D7="","",HLOOKUP(D7,$C$3:$F$4,2,FALSE))
となります。セルE8~E11はE7をオートフィルします。
HLOOKUP完成の図


Office関連チップス一覧へ戻る

ツイート
このエントリーをはてなブックマークに追加
inserted by FC2 system