主にMS Office関係のチップスのページです。画面のショットはOffice2010ですが、なるべくVista,Office2007以前でも操作が可能なように作成してあります。
日本でよく用いられている偏差値は以下の式であらわされます。
( 得点 - 平均点 ) ÷ 標準偏差 × 10 + 50
ということは平均点と標準偏差を求めなければなりません。
平均点はAVERAGE関数を使用します。
標準偏差には以下の2つがありますが、
=STDEVP(数値1,数値2,...) 引数を母集団全体であるとみなして、母集団の標準偏差を返します。
=STDEV(数値1,数値2,...) 引数を標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返します。
ふつうはテストの全データが有るでしょうから、STDEVPを使用します。
下図の例の場合、標準偏差のセルE3の数式には、
=STDEVP(A2:A21)
偏差値のセルB2には
=(A2-$E$2)*10/$E$3+50
を入れて、セルB3以降はオートフィルをしています。
参考 Wikipedia 偏差値
参考 WikiBooks 高等学校数学B 統計とコンピューター