Excel 偏差値

日本でよく用いられている偏差値は以下の式であらわされます。
 ( 得点 - 平均点 ) ÷ 標準偏差 × 10 + 50
ということは平均点と標準偏差を求めなければなりません。

平均点はAVERAGE関数を使用します。
標準偏差には以下の2つがありますが、
 =STDEVP(数値1,数値2,...) 引数を母集団全体であるとみなして、母集団の標準偏差を返します。
 =STDEV(数値1,数値2,...) 引数を標本と見なし、標本に基づいて母集団の標準偏差の推定値を返します。
ふつうはテストの全データが有るでしょうから、STDEVPを使用します。
下図の例の場合、標準偏差のセルE3の数式には、
 =STDEVP(A2:A21)
偏差値のセルB2には
 =(A2-$E$2)*10/$E$3+50
を入れて、セルB3以降はオートフィルをしています。
テストデータの図
参考 Wikipedia 偏差値
参考 WikiBooks 高等学校数学B 統計とコンピューター


Office関連チップス一覧へ戻る

ツイート
このエントリーをはてなブックマークに追加
inserted by FC2 system